2013年の年頭にあたって

2013年1月2日 10時43分 | カテゴリー: 活動報告

明けましておめでとうございます。

 昨年は、2011年の大震災や原発事故の復旧と復興がなかなか進まないことを実感した一年でした。福島の原発事故の影響から復旧・復興が進まない、進めることができない被災地があることも事実です。それでも被災地の方々にとっては、これから先何年でも私たちができることを息長く続けることが必要です。

私たちはエネルギー政策を見直し、福島のような悲惨な原発事故が二度と起こらないようにしなければなりません。脱原発をできるだけ早く実現するために、世田谷からエネルギー政策を変えていくこと、太陽光や風力、太陽熱などさまざまな自然の力を利用して、身近な場所でエネルギーをつくり、使う「エネルギーの地産地消」を目指す活動をさらに進めます。

 具体的には区民が資金を出し合うファンドによる「市民共同発電所」やマンションなどビルの屋上に太陽光パネルを設置する「屋根貸し事業」の推進、省エネの工夫やエコ住宅の推進です。また、世田谷のみどりを減らさず増やすことも重要な取り組みです。

 国には、私たち市民が使うエネルギーを選べる仕組みを早く実現するよう求めることが必要です。

 東京でも大震災がいつ起こるかわかりません。高齢化も着実に進みます。地域防災計画を東京都も世田谷区も見直していますが、実際に震災が発生した時には、地域住民同士が助け合い支え合うこと、自助、共助がいちばん必要です。普段から地域の方々が知り合い、助け合うことができる環境を作り、高齢になっても障害があっても誰もが安心して暮らせる地域づくりに、今年も地道に取り組みます。

 新しい「子どもの人権擁護のしくみ」、子どもオンブスパーソン制度が7月から始まりますが、これは長年生活者ネットワークが求め続けてきた政策です。これからもこの制度が子どもたちにとって、より良い制度になるように支援します。子どもたちが持てる才能を自由に伸ばすことができるように、そして将来に希望を持って充実した生活が送れるように、今後も子どもたちのために取り組みます。

新しい2013年は、「エネルギー政策の転換」をさらに進め、あらゆる人が孤立しないやさしい地域づくりのために「人権意識の一層の充実」をみなさまとともに目指します。

 20年後の世田谷の目指す姿を示す新たな「世田谷区基本構想審議会」も、いよいよまとめに入っています。世田谷区をさらに住民自治の活発な地域にし、世田谷から国を突き動かせるように、新しい一年を、みなさまとともに精一杯活動してまいります。

植田靖子