「こころの健康を考える区民会議」に参加して

2012年8月27日 16時17分 | カテゴリー: 活動報告

 今年5月に、こころの健康を考える区民会議(こころの区民会議)の発足会に参加後、8月23日に開催された会議に、久しぶりに参加することができました。

  はじめに、東京都医学総合研究所の山崎修道さんから、メンタルヘルス(こころの健康)先進国であるイギリスとオーストラリアの紹介がありました。
 イギリスもオーストラリアも、誰もが気軽に、こころの不調の相談ができる場所が国費で運営され、相談に行けない時は来てくれる、訪問型のアウトリーチという仕組みが確立されています。
 今回紹介されたイギリスの場合は、スポーツセンター内にその拠点があり、オーストラリアでは、ショッピングモールのすぐそばのビルに、若者向け生活のよろず相談の場所がありました。とにかく、ファッショナブルで若者が集まりそうなオシャレな雰囲気のところに、精神保健の相談スペースの場所もあり、いずれの場合も利用者は無料で相談できます。

 先日、東京ネットの仲間たちと、三重県や京都市に精神保健についての視察に行きました。早期発見、早期支援の重要性を掲げた、訪問型のアウトリーチを実践している方々にお会いして、住み慣れた地域で支援を受けながら暮らすことができる、アウトリーチの素晴らしさを実感してきました。

  世田谷区で一気に、これら諸外国並みにするのは難しいことですが、こころの問題に早期に気がつき、早い段階で適切なケアや支援をしようという取り組みは、日本でも行われ、世田谷区でも、その足がかりとなる取り組みの一歩が昨秋から始まっています。

  私はこれまでも議会の一般質問で、利用者のいる場所に来てくれる訪問型の支援体制(アウトリーチ)の必要性を訴え、早期の実現を求めてきましたが、今回の視察、会議に参加して、ますますその思いを強くしました。