初めての予算特別委員会 

2012年4月17日 16時43分 | カテゴリー: 活動報告

 3月7日から始まった、平成24年4月から1年間の区の予算案についての審議では、区の都市整備分野である世田谷の緑についてと、二子玉川の再開発について取り上げ、質問しました。

世田谷のみどりを積極的に増やす政策を 
 今年に入って、区民の方々から、世田谷の豊かな緑を形づくる国分寺崖線で、最近、開発工事が行われていることを聞いていたところに、2月、区のみどり率の調査結果の速報が公表され、5年前より1%以上減少したことがわかりました。世田谷区は、平成20年から区の面積の1/3を緑にするという目標、いわゆる「みどり33」を掲げ、緑を増やす政策に力を注いできたはずです。

 区よると、農地の減少と、庭があった宅地が、売却によって細分化されることが原因だということです。区には、250㎡以上の敷地には、緑化基準がありますが、それ以下の宅地には、緑化義務がなく、まったく緑がないところもあります。
 そこで、250㎡以下の小規模敷地には、1戸に1本の樹木を植えるよう、緑化基準に追加することを求めました。区は、敷地規模や用途地区などに応じた樹木の植栽について、区民、事業者の意見を聞きながら、実現に向けて検討するということです。
 世田谷の緑が失われることなく、より豊かになるように、これからも、みなさんと共に、知恵を出し合いながら、取り組んでまいります。

二子玉川再開発では風対策になる樹木の植栽を増やせ 
 二子玉川再開発による駅周辺の風害が、今も改善されていないことから、風害の改善策はどうなっているのか? 二期工事では新たな建物によって風害がひどくならないように、計画より植栽をできる限り増やすなど、配慮することを求めました。
 区はこれまでも、様々な風対策を実施しているが、今後も必要に応じて、補強・修正を含め、再開発組合に、対策を指導するということです。
 また、二期工事では、一期工事を踏まえ、風対策の強化として、100本の高木を防風植栽として計画し、今後も、積極的な緑化を再開発組合に指導すると明言しました。

 二期工事では、「公共性、公益性」に重点を置いた住民利用施設案が区から示されていますが、地域住民から様々な意見が寄せられています。今後は、区が一方的に描いた計画を示すのではなく、早い段階から住民参加を保障し、懇談会やワークショップなどを積み重ねて、丁寧に合意形成を図りながら進めることを求めました。
 区は、地域の声、区民要望を踏まえた計画を進めることは大切であり、関係所管と連携し、再開発組合、事業者との調整役として、誠意を持って努めるということでした。

 まだまだ目が離せない、二子玉川再開発二期工事です。区が住民参加を確実に実行し、地域の方々との話し合いを重ねて、合意形成が形づくられるように願っています。誰もが満足のいく結果を導き出すことは困難ですが、区も、地域の方々も、その大変難しい作業を通して、合意に至るプロセスこそが必要であり、大事なことだと考えています。

 二子玉川再開発の平成24年度の補助金について確認すると、補助金の見直しによる、平成24年度分の縮減効果額は、約5,600万円で、予算提案額のうち、公共施設管理者負担金1億1,100万円を除く、2億5,760万円が補助予定額ということです。