「生活クラブ いなげビレッジ虹と風」に行ってきました!

2012年3月27日 16時56分 | カテゴリー: 活動報告

福祉部会みなさん、西崎都議、桜井区議と一緒に。
福祉部会みなさん、西崎都議、桜井区議と一緒に。
 3月24日、そぼ降る雨の中、千葉市稲毛区に昨年8月オープンした、「生活クラブいなげビレッジ虹と風」に、福祉部会のメンバーと一緒に見学に行ってきました。

 もともと、千葉県稲毛地区にあった438戸の団地の老朽化による建替えに伴い、高層化によって空いたスペースに、UR都市機構が、「民間事業者向け高齢者施設等高齢者施設棟用地貸借人」の公募を行い、社会福祉法人生活クラブが応募して選ばれ、新しく、高齢者住宅と診療所を核とした福祉棟に、生活用品が買える便利棟を加え、この2つの棟を「いなげビレッジ虹と風」と呼びます。

 生活便利棟の「生活クラブ虹の街いなげ」には、1階に、食材や日用雑貨が充実している「生活クラブ虹の街デポー園生(そんのう)」や、お洒落なカフェ、福祉用具の販売やレンタルをする株式会社 生活サポートクラブのショールーム、お惣菜やお弁当のお店が並び、2階には、子育てを含む福祉に関する相談や、多重債務を抱えるなどの生活再建に関する相談、成年後見制度についての相談ができる相談事業を行っているVAICコミュニティケア研究所、地域に開かれ有料で借りることができる会議室や、キッチン付きのスペースがあります。

福祉棟「生活クラブ風の村いなげ」は、3階が、365日24時間見守りスタッフがいる、賃貸のサービス付き高齢者向け住宅で、20室あります。2階はショートステイができ、在宅で暮らす方々が短期間宿泊できます。入浴施設やトイレも利用する当事者の身になって考えた造りになっています。

 1階は、デイサービスのスペースと、障がい児のスペースもあり、障がい児も緊急の場合には、延長や宿泊もできます。また、訪問介護ステーション、診療所も開設されていて、3階で暮らす高齢者の方々の主治医でもあり、地域の人々も利用でき、さらに、在宅で暮らす方々の訪問看護・医療も行っているそうです。

 福祉棟は、木材を多用した暖かみがある落ち着いた造りで、3階で暮らす方々も、隣りのカフェで、コーヒーや食事を楽しんでいるそうです。地域の方々の利用も多く、カフェは保育園の送り迎えのお母さんたちにも人気だということです。

 デイサービスは、毎日、一人ひとりが、自分のしたいことが自由にできるように工夫され、さらに、様々な配置も、あえて見づらくすることによって、注意して目を配るようになることで安全を確保している・・・ 例えば、トイレの入り口などに、ちょっとしたつい立を置くと、女性の利用が圧倒的に増え、テレビはパーテーションを置いて分けることで、他の人に音がうるさくなく、見ている人には聴きやすくなる、というお話でした。
 福祉棟は、この「生活クラブ風の村いなげ」の施設長 日下直人さんに、いろいろお話をうかがいながら見て回りました。

 この2つの棟の間にある小道は、バス通りへの近道でもあり、再生した「グリーンプラザ園生」や、近くの一戸建て住宅で暮らす住民の方々も日々通り、生活必需品が買える店舗を望む声は、これらの地域の方たちと、建替え前から重ねた話し合いでも要望が強かったということです。

 福祉棟も、生活便利棟も、これからの高齢化社会に向け、地域に開かれ、地域の人たちとの交流の場所、にぎわいのある場所として、団地の中心にあることが重要だと感じました。世田谷でも今後、都営住宅の建替えや、区への移管がありますが、今後の参考にとてもいい施設でした。