第3回定例区議会で一般質問しました

2011年10月14日 18時42分 | カテゴリー: 活動報告

 9月20日から第3回定例区議会始まりました。今回私は、一般質問4番目で、21日午後2時過ぎ頃登壇の予定でしたが、台風15号に東京が直撃された日でした。夕方6時頃には全ての電車が止まり、帰宅困難な方々が首都圏の駅にあふれました。首都圏に住む私たちは、自然災害への備えや心構えを忘れがちですが、普段から一人ひとりが考えておく必要があると改めて感じました。

 私の一般質問は、まず清掃事業について、世田谷清掃工場が3ヶ月間休炉し、千歳清掃工場も水銀問題で9日間休炉したことによって、別の清掃工場に運んだ収集運搬費用が補正予算に1億8千6百万円余りも計上されたことを取り上げました。もう一つは障がい者福祉について、相談支援体制の強化について質問しました。世田谷区議会のホームページから区議会で質問を見ることができます。 
 議会前の9月17日は、市民福祉サポートセンター主催のNO! 寝たきりデー2011、<社会的インフラとしての「介護」とは>というテーマのイベントに参加しました。改正介護保険法の重要なポイントである介護と医療と連携について、介護者であるご家族、介護の専門家、医師という立場からそれぞれ現場での実感を語られましたが、家族や介護現場に携わる人たちとっては、まだまだ医療の現場との距離は遠く、一方、在宅医療を進める医師からは、なかなか声をかけてもらえない、という話も出ました。総じて医師会の垣根は高く、いかに垣根を低くして連携していくのかがこれからの課題です

 9月18〜19日の2日間は、長野県松本市で開催されたNPO法人在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク主催の大会、第17回全国の集いinしんしゅう2011「住みなれた地域で最期まで暮らしつづけるために」に参加しました。

 18日は、国が進めている障がい者福祉制度がどう改革されるのか、というテーマのシンポジウムに参加し、堂本暁子さんが前千葉県知事だった時、全国で初めての障害者差別禁止条例を制定したお話や内閣府障がい者制度改革推進本部担当室長・東俊裕さんらの基調講演を聞きました。ご自身も車イスである東さんの話は、これまで日本社会が、社会システムとして、いかに障がい者を差別していたのかよくわかるお話で、今進めている改革が大きな日本社会の転換になることを感じました。

 19日は医療・介護保険制度の改革についてのシンポジウムと松本市長菅谷(すがのや)昭さんの特別講演「今回の原発事故について」を聴きました。菅谷昭さんは医師であり、ベラルーシでチェルノブイリの被害にあった子どもたちを診てきた体験から、子どもたちを放射能から守ることについてお話されました。

 世田谷区も高齢化率は18%以上、地域によっては20%を超えるところもあります。多くの人が望み通りに、住み慣れた地域で最期まで暮らすためには、まさに医療と介護の連携が必要ですが簡単ではありません。

 訪問医療の医師、訪問看護の看護士、訪問介護のケアマネージャーやヘルパー、そして薬を出す薬剤師、また、訪問医療の医師の中にも口腔ケアの歯科医師などさまざまな医療の専門家など、多職種の方々がチームを組んで在宅での生活を支えて、はじめて可能になります。

 今回、日々現場で努力されているさまざまな立場の方の話を聞くことができ、本当にたくさんの刺激をもらいました。世田谷でも始まっている多職種の専門家の方々の連携の輪をもっと地域に広げ、より充実したものにしていけるように、皆さんと一緒に頑張ります。