とことん討論会第一分科会に参加しました

2011年8月10日 15時47分 | カテゴリー: 活動報告

70人ほどが参加した第一分科会の様子
70人ほどが参加した第一分科会の様子
 8月5日、今年で16回を数えた東京とことん討論会でした。毎年開催区を移動して行われ、16番目の開催地は大田区でした。とことん討論会は、ごみ問題について市民、事業者、行政が一堂に会して、とことん語り合い、現状をどうすればもっと良い環境に変えていけるのかを話し合う目的で、毎年暑い8月に燃えるような熱い討論をテーマ別に分かれる分科会で繰り広げ、最後にまた全員で集まって各分科会での討論の内容を報告して共有します。

基調講演「原発に頼らない安心できる社会」
 毎回行われる午前の基調講演では、今年お二人の方が講演され、非常にめずらしいことですが、そのうちのお一人は金融機関の方がお話しされました。
 2年前に城南信用金庫の理事長になった吉原毅さんは、親しい関係にあった福島の信用金庫が壊滅的状態になってしまったことを知り、故郷を喪失した福島の大変な状況、原発の凄まじさ恐ろしさを強く感じ熟慮のうえ、4月1日ホームページに「原発に頼らない安心できる社会」を掲げたそうです。
 そして、金融機関の仕事は素晴らしい健全な未来を作るということで、信用金庫は、もともと社会貢献のために出来たと話されました。

今年の分科会のテーマは4つ
 私は第一分科会の「大都会のど真ん中ごみ焼却の安全神話を検証する」に参加しましたが、福島原発の大事故があった今年は、第四分科会「どうするの? 核のごみ 〜もうこれ以上子どもの未来は奪えない〜」もでき、究極の核のごみについても話し合われました。
 そのほか「容リ法と飲用自販機を考える!」「微生物の力で生ごみ半減!ごみ半減!」など気になるテーマを掲げた分科会ばかりで、今年の総参加者は、250部用意された資料が足りなくなるほどだったそうです。

第一分科会「大都会のど真ん中ごみ焼却の安全神話を検証する」
 私は10年ぐらい前から毎年とことん討論会に参加していますが、今年は初めてコーディネーターとして参加しました。抽象的で大きなテーマだったのでとても難しかったのですが、清掃工場の耐震性と災害時の23区各区と清掃工場との情報伝達や連携、市民との情報共有のあり方について、出来る限り市民の声と行政の考えを引き出すように組み立てました。
 アドバイザーの一人で現在は退職され、過去に清掃工場での事故の際、工場長をしていた方が、「責任者の最初の指示によって、結果が変わって来る」という言葉はとても印象に残りました。
 23区のごみも、全工場の焼却灰や飛灰から放射能が検出されるという事態となっています。福島原発の大事故での政府の初動は、今も問われるべき重大な問題です。
 各区で活動している顔なじみの多くの方々と久しぶりに会い語り合うことができ充実した一日となりました。みなさまもぜひ、来年はご参加下さい。