東京の森を考える学習会に参加して、癒されました!

2011年7月21日 11時39分 | カテゴリー: 活動報告

池谷さんの豊かな森の奥には山の神様が祭られている
池谷さんの豊かな森の奥には山の神様が祭られている
 7月15日、東京・生活者ネットワーク主催の、東京の森林を考える「東京・森の学校」見学・学習会に参加して来ました。
 
 JR立川駅で、都内各地から参加したネットの仲間約40人と合流し、大型バスで、あきる野市にある林業家池谷キワ子さん所有の森を目指しました。現地では、10人前後のグループ4つに分かれて、池谷さんと、森林インストラクターの方々に案内いただきながら、森の中を歩きました。

 森は、間伐をすると、そこから太陽の日差しが山の奥まで入ることで、杉やヒノキの下にも多様な下草が繁茂する、豊かな森になります。この下草が、大雨の時でも、山の斜面が崩れることを防ぎます。森の中に多様な下草があることが、いかに元気な森であることか! 実感しながら学びました。
 池谷さんは代々受け継いできた森を愛し、今も山の神様を祭り、昔から変わりなく大事に祭礼を行っています。

 今、池谷さんは、自分の森の杉やヒノキをほとんど売っていません。でも、多様な命が息づく豊かな森を保つためには、手入れは必要です。池谷さんの森は、ボランティアの方々との連携によって豊かな森を保っていますが、東京の森全体を考えたら…豊かな森は年々減っています。

 東京の森の価値は、今や、林業で材木を切り出すことではなく、そこに豊かな森の自然が存在することではないでしょうか。地球温暖化によるCO2削減にも寄与し、人々を癒し、豊かな山菜が取れ、清らかな湧き水もある森は、生き物すべての命を支え育む存在です。

 私が夢見る東京の森の姿は、みんなが森に行き、森の中を歩いて楽しみ、森を豊かにする間伐作業や下草刈り、間伐材を使った手作りの工芸品や木のおもちゃなどに触れることができ、森の恵みである山野草や木の実を食べて味わい、森の素晴らしさ、奥深さを体感できる…特に、子どもたちに森を存分に楽しんでほしい。

 久しぶりで森を歩いて、私自身がいつの間にか癒されて元気になりました。