「子育て・介護」複合課題調査報告会に参加しました

2011年7月12日 15時16分 | カテゴリー: 活動報告

7月9日から咲き始めた我が家の風ランです
7月9日から咲き始めた我が家の風ランです
7月11日(月)、午後2時から、衆議院第2議員会館第4会議室で行われた、市民福祉サポートセンター主催の「子育て・介護 複合課題をかかえて」という調査報告会に参加しました。
 市民福祉サポートセンターは、2010年度独立行政法人福祉医療機構の社会福祉振興助成を受け、この調査に取り組み、今年3月出した報告書の内容について、詳しい説明と、子育てと介護を同時に担った経験者の率直なお話を直接うかがえる貴重な会でした。

 アンケート調査の数字から見えてきたのは、子育て真っ最中に、突然、親の病気などによる介護まで引き受けなければならない立場になってしまう女性たちが増えているという現実。その要因の一つは、年々晩婚化が進み、子どもを出産する時期も晩産化していることも関係している、ということでした。アンケートの27項目も、できるだけ負担にならないようにと精査して、質問数を減らしたということです。

 子育ては多くの人が情報を収集して準備しますが、まさか、同時に介護者になるとは、ほとんどの人が意識していないため、なんの知識もほとんどない状況だということです。まず最初に、介護保険や障害者支援制度について、問い合わせや相談するのは、第一位が「役所の窓口」でした。このことを行政はしっかりと心に留めてください。
 また、支援制度があっても、申請に行く時間もなく、支援の用件がさまざまあり、中には支援が受けられないケースがあったり、実際には支援を受けるまでにヘトヘトになったりなど、体験者の話に驚くことばかりでした。

 問題は、子育てと介護の相談窓口が別のため、同時にこの二つを相談したくても、現状では相談できる窓口がない、ということです。行政のタテ割の弊害が、ここでも市民を苦しめています。

 驚いたことに、多くの女性たちが21世紀の今、現実に家庭の中で子育てと介護、そして家事を一人で背負い、料理や洗濯、掃除などの家事協力をしてくれない夫の姿が、アンケートで浮かび上がってきたことです。30代、40代は重要なポストに就き、バリバリ仕事をする年齢という、夫の年齢にも関係していると思いますが、まさに、学んだばかりのジェンダー、男女共同参画という政策がまだまだ足りない、社会に浸透していないことの表れだと、福祉問題を聞きながら痛感しました。男女共同参画の視点を、あらゆる政策に持つことは必須条件ですね。

 私たちが乗り越えなければいけない課題が山積です。誰もが安心して自分らしく生きることができる社会を創り上げるためには、もっと女性がリーダーシップを取り、連携して、社会を一歩ずつ変えていきましょう!